薬液排水管に適したgrpパイプ

富士化工株式会社の販売するフジgrp排水用パイプは、ポリプロピレンをガラス繊維で強化した熱可塑性樹脂パイプであり、各種薬液排水管、産業用配管材料として優れた性能を有しています。

ポリプロピレンを原料とするパイプは富士化工株式会社が日本で初めて企業化に成功しました。

内層がポリプロピレンのみなので、酸、アルカリ、有機溶剤、塩類に対する耐食性があり、樹脂をガラス繊維で強化することにより高温下でも高い機械的強度を保ちます。

また、熱で膨張しにくいため配管後にパイプが蛇行することが少なく、ラック配管や露出配管に適しています。

接合方法は３通りあります。

スリーブ溶着接合では、パイプの外面と継手の内面を熱で溶かして差し込みます。

糸溶接接合では、継手受口のパイプを差し込んだ部分をポリプロピレン溶接棒で溶接します。

熱線融着接合では、熱線を埋め込んだソケットに通電して接合界面を溶かします。

それぞれの方法によって使用する継手が変わりますので注意が必要です。